こんにちは。男性向けジャムウショップ・エムズジャムウマーケットの不思議店長です。
今日は、バリ島内を移動していて、よく目につく物の話をします。

バリ島に到着して、車で移動していると、大きな交差点の真ん中に石像が立っていることに気が付きませんか?

たとえば、デンパサールの空港を出て、バイパスに行く間に軍服姿の男性の像が立っています。この方は、イ・グスティ・ングラライ(I Gusti Ngurah Rai)さんで、インドネシア独立戦争の英雄です。バリ島出身ということもあり、バリ島での人気は高く、デンパサールの空港の名前や、バリ島のメイン道路(バイパス)の名前にそして5万Rp札の肖像にもなっています。

また、空港からバイパスに出る交差点にもングラライさんの銅像が立っています。

そして、空港からサヌールに向かう途中に「シンパンシュール」と呼ばれる大きなロータリー(近くにはDFSギャラリアなどがあります)にも、大きな石像が立っています。

このように、バリ島では交差点には、必ずと言っていいほど石像や、近くに祠があり、毎日お供え物などが捧げられています。

ウブドにも何箇所か石像や祠のある交差点があります。
一番有名なのは、JL.ラヤウブド(王宮前を通るウブド大通り)とJL.プリアタンが交わる交差点にあるアルジュナ象(Patung Arjuna)ですね。
Patung Arjuna
大きな石像で遠くからも目立ちます。

このように、交差点にある石像は、ほとんどがインドの叙事詩の登場人物をモデルにしています。
特に、「ラーマヤナ物語」に出てくる猿の将軍「ハヌマン」の石像は、バリ島のいたるところで見ることができます。

しかし、中には「なんで、こんな石像があるの?」って交差点もあります。

デンパサールから、シルバー工芸で有名なチュルク村を通り、スカワティを抜けて、ウブドに向かう途中にある交差点。まっすぐ行くとマス村を抜けてウブドに、右に行くとボナ村を抜けてギャニャールに行く三叉路の交差点なんですが、ここにある石像は・・・

赤ちゃんの石像Patung Bayi
赤ちゃんの石像(Patung Bayi)です。

「なんで、ここに赤ちゃんの石像?」
「しかも、ちょっと不気味・・・???」

地元の方に聞いても、なぜここに赤ちゃんの石像があるかわからないそうです。

しかも!!時々赤ちゃんの泣き声が聞こえるとか・・・・・

だれか、この石像の由来を知っていたら教えてください・・・・・