こんにちは。エムズジャムウマーケットの不思議店長です。
先日、バリ島ウブドでは大きなセレモニーがありました。火葬式(ガベン・プレボン)といって、ウブドの王族のお葬式です。
その火葬式で、ちょっと恥ずかしいものを見つけましたので、ご報告します。
その前に、簡単に火葬式について説明します。
バリ島の宗教、バリ・ヒンドゥー教には、死んだ人の魂は、また別の人間として生まれ変わるという、輪廻転生の思想があります。
そのため、お葬式というのは、日本のように悲しい式ではなく、次に生まれ変わるための出発の儀式といった意味合いもあり、大変盛大に派手に行われます。
特に、先日会ったのは、昔ウブド一帯を治めていた王家の火葬式。
それはそれは、派手で、盛大なものです。
亡くなった方の遺体は、ワデと言われる多重塔(今回は高さ25mもある塔でした)に入れられ、地域の住民によりお神輿のように担がれご自宅から火葬場である、プラ・ダラム・プリまで運ばれます。
そこで、遺体はルンブーと言われる黒い牛の形をしたお棺に移され、みんなの見ている前でお棺ごと荼毘に付されます。
この、遺体を運ぶパレードが、まるでお祭りのお神輿のようなパレードになるので、世界中から観光客が見に来るのです。
さて、その火葬式が行われる数日前、黒い牛の形をしたお棺ルンブーが、王宮の前に設置された、と聞き見に行ってきました。
こちらが、ルンブーです。
すごく大きいですね~
で、ルンブーを見ていたら、あるものに気が付きました。
わかります?
ルンブーの股間ですよ・・・
では、アップしてみます。
そう、股間には、立派なものが付いています。
しかも、先端から何か出ています・・・
いやぁ~おおらかですね~
「葬儀に使うのに不謹慎だ!」「王家を冒とくしている!」
な~んて、誰も思っていませんね。
王家の火葬式を見に行って、ちょっと気が付いた恥ずかしいものでした~~~