こんにちは!男性向けジャムウショップ「エムズジャムウマーケット」の不思議店長です。
今日は、バリ島で最強の言葉「Tidak tahu(ティダ・タウ)」のお話です。
「tidak tahu」、「tahu」とは「知っている」という意味で、否定の「tidak」と合わせて「知らない」「わからない」という意味です。もう少しくだけた言葉で「kurang tahu」という言葉もあり、こちらは「え~、しらな~い」って感じで使います。
この「tidak tahu」と言う言葉、日常生活で結構聞く機会があります。
特に、スーパーやデパートに行った時、店員さんに「○○はどこにありますか?」なんて聞くと「てぃだ・たう~」って帰ってくることがあります。
日本のスーパーで「○○はどこにありますか?」と聞けば「はい、こちらに」とすぐに案内してくれるか、もしわからなければ「少々お待ちください」といって、調べてきてくれます。しかし、バリ島では「tidak tahu・しらな~い」と、返されてしまいます。
もう、返す言葉がありませんね~。
まさしく最強の言葉です・・・
先日、こんなことがありました。
日本に商品を送るのに郵便局のEMS(国際スピード郵便)を使っています。
郵便局は日曜祝日がお休みなんですが、カレンダーの祝日以外にもバリ・ヒンドゥーの行事でお休みとなる日があるのです。お休みの日は出荷ができないので、お客様にご案内するため、郵便局に電話して「11月のお休みの日はいつですか?」と聞きました。
郵便局員(男性職員)の返事は
「てぃだ・たう~」・・・・・・
しかも、悪びれた様子もなく、ちょっとリズミカルに「てぃだ・たう~♪」
てぃ・てぃだ・たう~・・ってねぇ、自分とこの来月の休日がわからないんですかぁ???
はい・・・聞いた私が悪うございました・・・
この「thidak tahu」結構いろいろな場面で聞くことになります。
その時「客に向かって、知らないとはどういうことだ!」なんて、怒っちゃいけません。「あ~、知らないのね」という寛容な心を持ちましょう。いちいち怒っていたんでは、身が持たないですよ~。
「てぃだ・たう~」には、もうすっかり慣れた・・・と自分では思っている不思議店長のお店「エムズジャムウマーケット」はこちら。
お客様には「てぃだ・たう~」なんてことはありませんから、ご安心しておいでください。