こんにちは。
「エムズジャムウマーケット」の不思議店長です。
昨日は最強の言葉「Tidak tahu」を紹介しましたが、今回は最終兵器「Tidak apa apa」についてお話します。
「Tidak apa apa(てぃだ・あぱ・あぱ)」とは「大丈夫、心配ない」と言う意味で「てぃだ・あぱ~」なんて言われることがあります。
何か失敗してしまった時や、困った時など、バリ島のリズムで「てぃだ・あぱ~」なんて言われると、ちょっと心が和みます。
しかし、この言葉注意してください。
バリの人は「大丈夫じゃない~」ってことも、「てぃだ・あぱ~」で済ませちゃいます。
バリ島では、いろんなところでバイクのレンタルをしています。バイクを借りる時、免許が心配なんでこんなことを聞きます。
「僕、バイクの免許ないけどだいじょうぶ?」
「お~、てぃだ・あぱぁ~」
いや・・・てぃだ・あぱ(大丈夫)って・・・だめじゃないの?
(※バリ島でも無免許運転は違法です)
なんでも「てぃだ・あぱ~」で済ませますから、気をつけてください。
また、「てぃだ・あぱ~」に続く言葉で「かしあ~ん」もよく聞きます。
「かしあ~ん」は「かわいそう」とか「お気の毒に」というニュアンスで使われます。
先日こんなことがありました。
仕事の時、机が暗いので卓上蛍光灯を買いました。
しかし、一週間くらいでつかなくなったので、買ったところに持って行って
「先週買った蛍光灯もうつかなくなっちゃったんだけど、なんで?」
って’聞いたら
「てぃだ・たう~」(知らないよ~)
「いや、知らないんじゃなくて、使えないんだよ~」
「てぃだ・あぱ~」(大丈夫・・・)
「大丈夫じゃないよ、壊れているんだって!」
「お~、かしあ~ん」(かわいそうに~)
「だめだこりゃ・・・」
まぁ、こんな調子で物事が進みますから、ちょっと気が短い人はバリ島には住めないですね・・・
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