こんにちは。

男性向けジャムウショップ「エムズジャムウマーケット」不思議店長です。

 

今日はお水についてお話をしたいと思います。

 

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ウブドの各家庭の水の供給は、井戸水か水道水になります。

一部地域では、川のお水を汲んでくるという所もありますが、ほとんどが井戸水か水道水です。

水道水と言っても、日本のように浄水場があって水を殺菌消毒して各家庭に配っている、と言うわけではなく大きなポンプで地下水をくみ上げ、各家庭に配っています。

 

店長が下宿している家では、井戸で地下水をくみ上げています。

昔は深さ20mくらいの井戸から水をくみ上げていたのですが、地下水の水位が下がって十分な水が取れなくなったので、現在は深さ55mの地中から水をくみ上げています。

井戸水にしろ、水道水にしろ、バリの水はそのままでは飲めません。

 

よく「水が汚いから」と言われる方がいますが、奇麗な地下水でも飲めないのです。

それは、バリ島の水はカルシウム分が多く、大量に飲むとおなかを壊してしまうからです。

 

そのため、地元の方でも飲み水はいったん煮沸させた湯ざまし(インドネシア語で、アイル・プティ=Air putihといいます)を飲むかミネラルウォーターを買って飲みます。

ミネラルウォーターは、スーパー、コンビニ、ワルンなど町中のいたるところに売っています。

いろいろなメーカーがありますが、一番有名なのは「アクア=Aqua」というブランドのもので、ミネラルウォーターの代名詞になっています。

 

アクアは小さなカップのものから、ボトルのものまでいろいろなサイズのものが売られています。

旅行者の方がよく買われるのは600mlの小さなボトルのもので、1本だいたいRp2,000(20円)くらいです。この1サイズ上のものは1.5LサイズでRp4,000(40円)くらいです。

レストランで買うと、もっと高いかな?

 

普段の生活でも、飲料水としてこのアクアを購入しますが、いちいち600mlや1.5Lのボトルを買うのも面倒なので、この写真の19Lガロン瓶を買います。

アクア

この19Lガロン瓶は1本Rp65,000(650円)~Rp70,000(700円)くらい。

高い!と思われるかもしれませんがこの料金は瓶代込。

空瓶と引き換えなら1本Rp11,000(110円)~Rp12,000(120円)で買えます。

で、このガロン瓶をディスペンサーにセットして使います。

ディスペンサーは、電気式で熱湯や冷たい水が出てくるのもありますが、故障が多かったり、電気代がかかるので店長の下宿ではこの写真のような陶器製のディスペンサーを使っています。

アクアディスペンサー

壷の下についた蛇口から、水が出てきます。

店長は一人暮しなんで、この19L瓶でだいたい2週間くらいもちます。

 

飲み水以外の、お風呂用や洗濯、掃除、炊事用の水は井戸水や水道水をそのまま使っていますが、郊外に行くと今でも川で洗濯をしている方がたくさんいます。

また、川マンディと言って、川で水浴びをする方もたくさんいますよ。

 

こういう暮らしをしていると、水道水の水がそのまま飲める日本って、本当に便利なんだな~って、しみじみ思います。

 

「あまり冷たい水ばっかり飲むと、おなか壊すぞ!」と下宿先の大家さんに怒られた店長のお店エムズジャムウマーケット
お気軽におたちよりくださ~い。


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