男性ホルモンであるテストステロンは、男らしい体を作るだけではありません。

実は、精力増強にも重要な役割があります。

 

テストステロンの分泌は二次性徴期から増加し始め、20代がピーク、30代から少しずつ減少していきます。

男性の場合、加齢によるホルモン分泌の減少は女性より激しくはありません。

また、分泌量は減少しますが分泌がなくなるということはありませんが、ホルモン分泌の減少に比例し、性欲、精力は衰えていきます。

 

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精力の減少を食い止めるには、このテストステロン分泌の減少を少しでも防ぐことがポイントだと思われます。

 

テストステロン分泌の減少は、加齢によるものが大きいのです。

それ以外にも、食事や運動といった、生活習慣も重要なファクターですが、意外と知られていないこと。

 

それが・・・ 『精巣(睾丸)の冷却』です。

 

精巣の主な役割は、男性ホルモンの分泌と精子の製造です。

このホルモン分泌と精子製造は、脳下垂体から発せられるゴナドトロピンという、ホルモンの刺激によって行われます。

製造過程において、精巣は発熱をしますので、精巣の周囲温度が高くなると、製造効率が落ちてしまいます。

 

研究によると、精巣が最も活発に精子の製造、ホルモンの分泌をするのは、精巣の温度が31-32度の状態だそうです。

つまり、体温(36度)に近い状態では、製造効率が落ちてしまうのです。

 

そのため、精巣は内臓器官の一部でありながら、陰嚢という袋に入り体外に出ているのです。

また陰嚢はラジエターの役目もして、周囲温度や精巣の温度が上がると陰嚢の皮膚が伸びて放熱しやすくなり、逆に周囲温度が下がると、陰嚢の皮膚が収縮して精巣を温度の高い体内に格納します。

 

こうやって、陰嚢は精巣の周囲温度を一定にしようとしています。

これでわかるように、テストステロンの分泌を増やすには、精巣の温度管理が必要ということです。

 

そこで、注目されているのが「金冷法」という方法です。

これは、入浴時などに陰嚢に冷水を浴びせることにより、精巣の周囲温度を下げて、テストステロンの分泌を盛んにしようという健康法(精力増強法)の一つです。

金冷法は積極的に精巣の温度を下げてやることによって、テストステロンの分泌量を増やす方法です。

それ以外にも、以下のようなことを気をつけることにより、精巣を適温に保ち、テストステロン分泌量減少を食い止めることができます。

サウナやジャグジーなどで温めすぎない
サウナやジャグジー、お風呂などにあまり長時間入ると、精巣まで温まってしまうことがあります。

長時間自転車に乗らない
自転車は健康にはいいのですが、股間を圧迫したり、股間がおなかに近づくことにより精巣の温度が上がってしまうことがあります。あまり長時間連続して自転車に乗ることは控え、適度に休憩をはさみましょう。

膝上でのパソコン操作
ノートブックやラップトップタイプのパソコンを膝の上で操作すると、パソコンからに排熱や電磁波により精巣の温度が上がったり、活動が鈍ることがあります。

下着はトランクスタイプがいいですよ
ボクサーパンツなど、股間を締め付ける下着は、股間周囲の温度を上げてしまいます。トランクスタイプにように、通気性の良い下着を使うことをお勧めします。

ノーパン睡眠
夜寝るとき、下着をつけない「ノーパン睡眠」、一時期流行りましたが、これも精巣温度を上げないためには、お勧めできる方法です。

このように、精巣の温度を上げないことが精力向上には重要なことであるのです。

他にも、精力向上の情報がいっぱい>>エムズジャムウマーケット・精力向上について考えよう

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