仕事や勉強、やらなきゃいけないのに、やる気が出ない・・・
こんなことって、よくありますよね。
やる気・・・・心の問題、気持の問題と思われがちですが、じつは科学的にある程度解析されているそうです。
「やる気」は、脳内ホルモンの分泌と密接な関係があるそうです。
脳内ホルモンとは、脳内の情報伝達物質のことで、特に「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「セロトニン」の3大伝達物質がやる気と関係しています。
ドーパミンは快感を司る物質と言われ、ノルアドレナリンは行動力や注意力を活性化させるそうです。
セトロニンは逆に行動を抑制(制御)する働きがあります。
つまり、ドーパミンやノルアドレナリンが活発に分泌され、セトロニンが抑えられている状態が、人間が一番やる気を起こしている、アグレッシブな状態であるそうです。
脳内ホルモンを活性化させることが、やる気を起こさせることなのだそうです。
では、どうやって、脳内ホルモンを活性化させるか?
それは「行動」だそうです。
やる気がない時、何でもいいから、体を動かす・・・足踏みでも、ジャンプでも、膝の曲げ伸ばしでも、何でもいいそうです。
体を動かすことによって、脳内ホルモンが活性化され、そのことにより、さらに体を動かしたくなり、ますます脳内ホルモンが活性化される。
プラスのスパイラルに入ったら、やる気がぐんぐんとわいてくるのです。
ちょっと、考えてください。
スポーツをやる前に準備運動ってしませんか?
準備運動は、体の関節や筋肉をほぐしたりするだけでなく、脳内ホルモンを活性化させ、アグレッシブにする効果もあるんですね。
さらに、仕事の前や学校で授業の前に、ラジオ体操、していませんか?
これも、健康のためだけでなく、やる気を起こさせるためもあったんですね。
でも、準備体操や、ラジオ体操をする時間や場所がないよ・・・ってかた!
ポージングをするだけでも、効果はあるんです。
実際、海外の研究者によると、力強いポージングをするだけで、体内のテストステロン量が上がるそうです。
テストステロンもやる気を起こさせるホルモンでもあるのです。
お相撲さんが取り組みの前に、顔をたたいたり、太ももをたたいて気合いを入れますよね。
あれも、脳内ホルモンの活性化に役立っているそうです。
さらに、レスラーがコールされた時、力強いポーズをとりますね。
それだけでも、脳内ホルモンやテストステロンが上がってきます。
正義のヒーローの変身ポーズや決めポーズも意味があるんですね。
さあ、どうもやる気が起きない、って時、まずは椅子から立ち上がり、力強いポーズをとってみませんか?
ちょっとやる気がわいてきたら、次は体を動かしてみましょう。
ますます、やる気があがってきますよ~
あわせて読みたい記事はこちら>>脳内ホルモンの活性化でやる気アップ!
[contentblock id=1]








