お酒とGABAと早漏防止
一般的に飲酒、特に飲み過ぎは、勃起不全を引き起こしたりと、男性にとってあまり好ましくない事が多いのですが、適量のお酒は脳内情報伝達物質の一つであるGABA(ギャバ)に影響を及ぼし、神経の興奮を抑え、早漏防止には良い結果をもたらすそうです。
また、神経を鈍感にさせる作用もあるので、性的刺激への耐力も増加し、ますます早漏防止には良いかもしれません。
付き合い方一つで、薬にも毒にもなるお酒について、ちょっと考えてみましょう。
お酒の適量を見極めましょう!
自分に合った早漏予防の効果が期待できるお酒の量を、まずは見極めることが大事になってきます。
人それぞれ体質的に違いがありますので、自分はどの程度で早漏予防効果があるか見つけ出さなくてはなりません。
お酒を飲んでの酔い方として、ほろ酔い→酩酊(めいてい)→泥酔(でいすい)→昏睡(こんすい)となります。
ほろ酔い気分だと中枢神経の麻痺が起こらないどころか、催淫効果となっていつもより早くなってしまう場合もあります。
ですので、早漏を予防できる酔い方として、ほろ酔い→酩酊(めいてい)の間ぐらいが丁度いいかもしれません。
ビールで言うと中瓶1~2本位、焼酎だとコップ1~2杯位が目安ではないでしょうか?
また、大量のお酒を飲んでしまうと末梢神経が麻痺してしまい、EDに陥ってしまうパターンもありますので、自分の適量を見つけ出すことが早漏予防になると言うわけなのです。
お酒とGABA
GABA(ギャバ)とは、γーアミノ酪酸(ガンマーアミノらくさん)という物質で、主に抑制系神経伝達物質としての働きがあるそうです。
通常、お酒(アルコール)は多くの神経伝達物質の動きを阻害しますが、このGABAだけはアルコールにより活発化するそうです。
GABAの活発化により脳内では緊張や不安というものが発生しにくくなり、緊張状態を緩和することでリラックス効果が現れ、早漏予防に繋がって行くわけなのです。
ちなみに、このGABAの働きを刺激するGABAアゴニストという薬剤ははうつ病などの抗不安薬として用いられている位ですので、早漏予防には期待が持てそうですね。
適量のお酒を飲む事で、中枢神経が麻痺し感覚が鈍感になる事で生まれる刺激に対する予防効果と脳内物質GABAの働きが、楽しい気分を抑制し興奮を抑え込む事で生まれるリラックス効果、どちらも早漏予防には欠かせない効果ですので、楽しく飲んで早漏を予防していきましょう!
最後に、お酒を飲んでの車の運転は大変危険で、これまでに飲酒による重大事故も多数発生しておりますので、絶対に飲酒運転だけはしないようにお願い致します。
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