中折れもれっきとした勃起不全です

中折れとは、性交渉の途中で勃起状態が維持できなくなり、性交渉が続けられなくなる現象をいいます。

中高年の男性なら、多かれ少なかれ、この中折れを経験したことがあると思いますが、どうも中折れを軽く考えている方が多いようです。

しかし、中折れもれっきとした勃起不全の一種なのです。

医学的には、陰茎の勃起の発現あるいは”維持”ができないために、満足に性交の行えない状態の事を勃起不全とされています。

また中折れとは、性行為の最中に勃起状態が”維持”できず、途中で性行為ができなくなる症状です。

つまり中折れも、射精まで勃起の維持が出来ない状態なので、勃起不全に含まれているのです。

原因としては、加齢、疲れ、器質性(障害や病など)などとされていますが、多くはストレスや不安など、心因性の原因が勃起不全に繋がっているようです。

特に２０代～４０代の方の勃起不全は、大半がこの心因性が原因と言われています。

昨今のストレス社会が、男性の悩みである勃起不全を招いていると言っても過言ではないでしょう。

中折れ対策としてできる事

中折れが起きる原因として、性交渉に対するプレッシャーや、過去の性体験のトラウマ、日常生活のストレスなどが考えられますが、なかなかこれらを改善させて行くのは難しいと思います。

性交渉のプレッシャーに関しては、男性ならパートナーを喜ばせたいと思うのは当たり前ですので、途中で萎えてしまったらどうしようと考えず、ただ単純に性行為を楽しむ事だけを考えてみましょう！

次に、過去の性体験のトラウマについては中々払拭できる物ではありませんが、トラウマは潜在意識として記憶に残ってしまっています。

以前のコラムでも紹介しましたが、潜在意識(記憶)は良い方向に書き換える事が出来ます。

パートナーに協力してもらいながら、トラウマを払拭できる位の楽しさを見つけ出してみてください。

一番の問題かと思われる日常生活のストレスに関しては、生活して行く中で常に付きまとう事になりますが、ここ最近の、男性が職場で受けるストレスは過剰になっていると言われています。

ストレスを溜めてしまう事が後々性行為に影響を与えますので、ストレス発散できる趣味を見付けたり、スポーツで汗を流しストレス発散するのも良いと思います。

運動に関しては、下半身を鍛える意味でも勃起不全の対策ができますのでダブルで効果がありそうですよね！

中折れとお酒について

性行為まえの飲酒に関しては、あまり飲みすぎてしまうと勃起不全や中折れの原因となります。

適度の飲酒であれば気持ちが和らぎリラックス効果も期待できるので、お互い大胆な気持ちになりやすく、興奮が高まり楽しい性行為が期待できますが、アルコールは中枢神経系を抑制する働きがあります。

ところがお酒が気持ちをリラックスさせてくれる位の量だと良いのですが、過度の飲酒になると、中枢神経が麻痺し勃起中枢も麻痺してしまう様な残念な結果になってしまいます。

ですので、自分の適量を見極め勃起不全や中折れにならない程度の飲酒を心がけるようにしましょう！

中折れと言っても勃起不全と同じように治らない症状ではありません。

ストレスや飲酒、生活習慣など普段の生活を見直すいい機会かもしれませんので、自分だけで悩まず、時にはパートナーに協力してもらいながら改善していきましょう！

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