セロトニン
セロトニンとは、アドレナリン、ドーパミンと並び三大神経伝達物質と言われるものです。
アドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを取る働きがあり、癒しや人と人との絆を強める事には不可欠なホルモンであることから、オキシトシンとともに愛情ホルモンとも呼ばれています。
また、セロトニン濃度が低下すると精神バランスが崩れ、うつ病になる事があるそうですので、セロトニンは精神的な部分に大きく関わってきているようです。
脳内神経伝達三大物質である、ドーパミンは快楽、アドレナリンは興奮、セロトニンは、これらの物質のバランスをとる為に非常に大きな働きをしています。
セロトニンが男性機能にもたらす効果として、興奮を抑えリラックス効果を得る事で、早漏または男性機能障害(ED)などの予防効果に期待ができます。
逆に言うと、セロトニン不足は、早漏、ED・勃起不全の原因ともなりえるのです。
こちらもお読みください>>セロトニン不足の早漏とその解消法は?
では、このセロトニンを増やす方法はあるのでしょうか?
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から生成されますが、トリプトファンは多くの食材から取り入れる事が出来ます。
最も多く含まれる食材を記載しました。
トリプトファンが多く含まれる食品
- カツオ・マグロなどの赤身肉
- 豆腐、豆乳、納豆、みそ、チーズ、ヨーグルト
- ナッツ類
- 卵
- バナナ
ビタミンB群が含まれている食材
- ビタミンB1
- 豚肉や魚、玄米、豆類など
- ビタミンB2
- レバー類やウナギ、牛乳、大豆や大豆加工品、イワシ、サンマなど
- ビタミンB6
- カツオ、サンマ、サツマイモ、バナナ、小麦麦芽、ニンニクなど
- ビタミンB12
- レバー類や、サンマ、イワシ、カキやアサリ等の貝類など
- 葉酸
- 菜の花、エダマメ、ブロッコリー、いちご、アボカドなど
- ナイアシン
- タラコ、カツオ、レバー類、玄米など
トリプトファンとビタミンB群を組み合わせることで、セロトニンが生成されやすくなりますので、上記の食品を組み合わせた、食事のメニューにするとよいでしょう。
食材以外で、セロトニンを増やす方法として、早寝早起きを心がけ、朝起きたら太陽の光を浴びるなど、規則正しい生活リズムが、セロトニンを増やす方法として第一に考えられます。
また、スキンシップや人との触れ合いがセロトニンの活性化にも繋がりますので、パートナーと仲良くする事も、大事な事になってくるのではないでしょうか。