おっぱいについて
男性にとって、女性の胸・おっぱいはいくつになっても、特別なものですね。
子供の頃、やさしかったお母さんのおっぱい。
思春期、ちょっと膨らみかけた同級生の女の子の胸。
昔の恋人の大きな胸。
子供におっぱいをあげている、女性の胸。
そんな、男性たちの好きなおっぱいについてまとめてみました。
おっぱいのなかみ
おっぱいの中身ってどのようになっているのでしょうか?
右図は、女性のおっぱいの断面図です。
おっぱいは、全体の90%が脂肪で、残りの10%が乳腺組織でできています。
乳腺というのは、お乳を分泌する器官で、哺乳類では汗腺(汗を出す器官)が変化してできたといわれています。
片方のおっぱいには15~20個程度の乳腺があり、その先には実際にお乳を作り出す腺房というものがあります。
腺房から乳管が乳頭が伸びていて、腺房で作られたお乳はこの乳管を通って乳頭先端の穴から出てくるのです。
このお乳の原料は、お母さんの体内に流れる血液なんです。
乳腺組織が血液から必要な栄養分だけを取り出して、お乳を作るのです。
そして、お母さんのおっぱいから出てくるお乳には、たっぷりの免疫物質が含まれているのです。
そのため、母乳で育った赤ちゃんは病気にかかりにくいと言われています。
母乳が出る仕組み
おっぱいの構造は上の図でわかったと思いますが、母乳を作る乳腺は子供がいなくてもあるのです。
しかし、子供がいないと母乳は出ません。
妊娠後期になると、乳頭は隆起し色素も沈着し、赤ちゃんが吸いやすいようになります。
そして、乳腺の働きも活発になり、母乳が作られますが、妊娠中は母乳は出ないのです。
それは、ホルモンの働きが関係しているそうです。
妊娠中、胎盤から女性ホルモンの一種であるエストロゲンとプロゲステロンが分泌され、その働きによって母乳が出るのをストップさせているのです。
人によっては、妊娠中も母乳が出る人もいますが、薄い白っぽい母乳だそうです。
そして、赤ちゃんが生まれると、同時に胎盤も体外に排出され、先ほどのホルモンの分泌がなくなり母乳が出るようになるのです。
では、母乳はいつまで出るのでしょうか?
これも、プロラクチンというホルモンが関係しています。
プロラクチンは母乳生成を促すホルモンです。
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、その刺激により脳からプロラクチンなどのホルモンが出て、母乳が作られます。
つまり、おっぱいを吸うという刺激が母乳を出す信号となっているのです。
そのため、粉ミルクなどに切り替え、おっぱいを吸う刺激がなくなると母乳のでは悪くなり、またずっと母乳を上げていると子供が2~3歳になっても母乳が出ることもあるそうです。
また、このプロラクチンは性欲を減少させるホルモンとしても有名です。
女性は、子供におっぱいを上げているとプロラクチンが分泌され母乳を作るのと同時に、排卵を止めてしまう事もあります。
男性は射精直後プロラクチンが大量に放出され、性欲が一気になくなります。
また、子育て中の男性は血中プロラクチン濃度が上昇するという研究データもあります。
つまり、男性も女性も子供が生まれたら、その子を育てることに集中し、次の子作りは、ちょっと休憩しなさいってことなんですね。
おっぱいは感じるの?
パートナーを愛撫するとき、胸をもむことから始める方もいるかと思いますが、はたして女性は胸をもまれて、気持ちがいいものでしょうか?
乳首は神経が集まっている箇所ですから、やさしく乳首を愛撫すれば、気持ちよくなります。
これは男性でも同じですよね。
でも、おっぱいそのものは、性感帯なんでしょうか?
調べてみたところ、おっぱいは性感帯ではないそうです。
しかし、胸をもまれるという行為で、興奮する方もいることも事実です。
これは直接的な快感というよりも、胸をもまれているという状況から、精神的に興奮しているという事だと思います。
大きなおっぱいは、セクシー?
女性の胸の大きさや形は人それぞれ。
大きな胸の方もいれば、小さな胸の方もいます。
男性も、大きな胸が好きな方もいれば、小さな胸が好きな方もいます。
でも、ちょっと考えてください。
おっぱいが、大きく膨らんでいるのって、人間だけなんですよ。
犬や猫を見ると、妊娠中や子供がいるときは少しは膨らんでいますが、通常は乳首だけですよね。
人間に近いチンパンジーも、だらんと垂れています。
おっぱいが膨らんでいるのは、人間だけだそうです。
では、なぜ人間だけおっぱいが膨らんでいるのでしょうか?
本当の理由はよくわかっていないそうなんですが、どうもセックスアピールではないかというのが通説になっています。
つまり、オスの気を引くために、成熟したメスはおっぱいが膨らんでいる・・・ということらしいです。
ということは、やっぱり男は大きなおっぱいの女性が好きなんでしょうか???